人の悩みや愚痴を記事に引用したいWebライターの方へ【悩み相談サイトきいて】
悩み相談サイト「きいて」に投稿された内容は、ご自身が運営するWebメディアやサイトに引用することができます。
このページでは、きいての投稿を引用したいと考えているWebライター向けの説明を記載しています。
きいては利用者を増やすことで多くの方が気軽に悩み相談ができる環境を作りたいと考えています。きいてに投稿されている悩みや愚痴をあらゆるウェブメディアや記事等で引用をしてもらうことで、より多くの人がきいてを知り、気軽に悩み相談できる社会を実現したいと思います。
Webメディアで記事作成をしている方へ
記事作成をしているWebライターの方・メディア運営の方・個人ブログを作成している方・アフィリエイター・インフルエンサー・動画クリエイターなど、インターネット上であらゆるメディアに携わっている方は、きいてに投稿された悩みや愚痴の体験談を引用することができます。注意事項を守った上でお気軽にご活用ください。
このような方はきいての投稿を引用するのにおすすめです。
- 「人の悩み」「誰かの愚痴」など、悩みや愚痴のリアルな体験談を自分の記事に盛り込むことができます
- あらゆるウェブメディアにおいて「記事作成」をしている方の手助けとなります
- Webライターの記事作成のための補助ツール的な活用が可能です
- ライティング初心者の方でもすぐに活用できます
- 個人・法人・企業・公的機関など問わずご利用いただけます
- 注意事項をよく読んだ上でご利用ください
悩み相談サイト「きいて」に投稿された悩みや愚痴を記事に引用するメリット
きいてに投稿されている悩みや愚痴を自身のウェブメディアで引用することには様々なメリットがあります。以下はその例です。
- よりリアルな記事を書くことができる
- 人の実体験を引用できるため記事のリアルさが増す
- 記事全体の信頼性が上がる
- コピペするだけで文字数を増やすことができる
- 記事のアイデアがない方や記事作成ツールを探しているWebライターの方は、きいての内容が記事作成のヒントとなる場合がある
- 無料で引用できる
記事作成で利用する例
ウェブメディアで記事作成をする際、悩みや愚痴の相談サービスきいての投稿をどのように引用できるか例を示します。利用イメージの一例としてご参照ください。
勉強に悩む学生についての記事
学生向けのウェブメディアを運営している方が「勉強する学生の不満」に関する記事を作成していると仮定すると、以下のようなきいて投稿を引用することで、学生のリアルな悩みを記事に含めることができます。
受験勉強しないといけないのに勉強ができない
【引用】悩み相談サービスきいて https://kiiteyo.net/
親がうるさく勉強しろって言う
ほんとはゲームだってしたいのに
一日30分と短く、勉強は数時間
もう嫌だよ
【引用】悩み相談サービスきいて https://kiiteyo.net/
職場でのパワハラに関する相談の記事
社会人向けのニュース記事やリクルート・法律関連メディアで「職場でのパワハラ問題」に関する記事を作成していると仮定すると、以下のようなきいて投稿を引用することで、職場でパワハラに遭遇したことのある社会人の実体験を記事に含めることができます。
明日からまた勤務。今週はパワハラ上司と仕事する予定なので、お腹がすでに痛い。。。毎回こんな思いをしないといけないのか。
【引用】悩み相談サービスきいて https://kiiteyo.net/
今日も仕事で、ベテラン社員に「お前」って呼ばれたり「さっさと片付けてしまえ!」などパワハラ(?)発言を言って腹が立って来ます。
【引用】悩み相談サービスきいて https://kiiteyo.net/
家庭における旦那への不満に関する愚痴の記事
主婦向けメディアや家庭の日常に関するブログで「旦那への不満」に関する記事を作成していると仮定すると、以下のようなきいて投稿を引用することで、家庭で起こった不満や愚痴の実体験を記事に含めることができます。
旦那遊びすぎてムカツク
【引用】悩み相談サービスきいて https://kiiteyo.net/
旦那にイライラ止まらない
まだ子供起きてて、旦那はゲームに夢中で子供が話しかけても無視だし。
子供起きてる時にゲームしてもいいけど、ちゃんと見てねって約束したのに守れてないし。
子供寝ないからって、リビングにひとり子供取り残して電気消して怖がらせてるし。
結局子供より、ゲームの方が大事ってことよく分かった。
【引用】悩み相談サービスきいて https://kiiteyo.net/
悩みや愚痴の体験談をWebメディアに引用したい方へ
きいてに投稿された悩みや愚痴の体験談をWebメディアに引用したいと考えている方は、以下ページの内容を理解した上でご活用ください。
ご相談やご質問なども受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
悩み相談サイト「きいて」カウンセラーのボランティアを募集します【心理カウンセリング】
悩み相談や愚痴・雑談サービス「きいて」は、投稿された相談にコメントをする「きいてカウンセラー」のボランティアを募集しています。
▼悩み相談サイト「きいて」はこちら
誰も自殺しなくて良い社会を作るために
きいて運営の夢は「誰も自殺しなくて良い社会を作りたい」です。
自殺を防ぐためには「誰かに助けてもらう」のが一番だと思います。人は問題に直面したとき、必ずしも自分一人で乗り越えられるわけではありません。問題が大きいほど自分だけではどうしようもなくなります。一人で悩んでいても「もうダメだ」「死んでしまおう」というネガティブな考えばかりが先行してしまい悪循環が生まれます。
そうなる前にまずは「人に話すこと」ができれば、問題を解決する方法が見つかるかもしれませんし、人に話すだけでスッキリすることもあります。相談相手というのは意外とたくさんいます。病院に足を運ぶことができればカウンセラーが話を聞いてくれますし、今はインターネットを通して色々な人と関わりを持てるので、そこで相談してみるだけでも変わるでしょう。
とにかく一人で悩みすぎないように、何かあったら人に話して、死にたいときは死にたいと言ってみましょう。
きいてはインターネット上で悩みを話せるサービスとして運営されています。誰もが気軽に悩みを話せるようになれば自殺が減るのではないかと考えていますが、まだまだ社会を良くするほどの影響はありません。
もっと気軽に相談できて、もっと気軽に相談に乗れる環境を作ることで、誰も自殺をしなくて良い社会を実現していきたいと考えています。
心理カウンセリングをウェブサイトやSNSで実施
近年ではウェブサイトやSNSを通して心理カウンセリングを実施する機会が増えてきました。オンラインでチャット形式で悩み相談をするシステムはSNSカウンセリング(SNS相談)と呼ばれたりしています。
心理カウンセリングといえば、病院の心療内科でおこなうカウンセリング(対面カウンセリング)が一般的です。いのちの電話のように電話を使って悩み相談ができる電話相談もカウンセリングの一形態として普及しています。しかしカウンセリングに行くのは心理的ハードルが高いと感じる人もいて、また通話をするよりもチャットなどのメッセージでやり取りをする人が増えてきたという社会的な背景から、近年では新しい悩み相談のフォーマットであるSNSカウンセリングが注目されています。
SNSカウンセリングはスマホがあれば誰でも利用でき、テキストでのやり取りなので対面カウンセリングや電話相談よりも利用のハードルが低く、限られた時間の中でも相談員としっかりコミュニケーションができるため、相談者の心を軽くするためのアプローチ方法として活用されています。
チャット相談をしたいと考える人がたくさんいる一方で、1体1のやり取りが基本のSNSカウンセリングは常に専門の相談員が不足している状況であり、相談したい人がいても繋がらないという問題が発生しています。もし仮に重大な緊急の悩みを抱えている人が相談しようと思い立ったとき、誰とも繋がらない可能性があるというのは大きな問題です。
そうした人の助けになるために、SNSカウンセリングの新しい形態として「きいて」があります。きいては掲示板形式とチャット形式の複合型となっており、基本的には悩みを投稿して、不特定多数の人からコメントをもらうことで「話を聴いてもらう」仕組みです。相談員と1対1で話す形式では必ず人員不足になってしまうと考えられるため、カウンセラーも一般の人も、誰でも相談できて誰でも相談に乗ることができる仕組みとしています。よりたくさんの人がより気軽に相談ができる環境としてきいてを提供しています。
きいてカウンセラー(心理カウンセラー)を募集します
きいてではカウンセラーを募集しています。毎日多くの人がサービスを利用しており、「悩みを誰かに聴いてもらいたい」との想いで投稿してくれる人がとてもたくさんいます。しかし悩みを話したい人がたくさん利用している一方で、「誰かの相談に乗りたい」という人の割合は少ない状況となっています。
サービス内のすべての投稿に対してたくさんの共感やコメントがつくことが理想ですが、話を聴いてくれる人が少ないと「投稿したのに誰も聴いてくれなかった」という状況が生まれてしまいます。
それを改善するために、悩みを聴く専門家としてきいてカウンセラーという制度があります。利用者の投稿に共感やコメントをする専門家のことをきいてカウンセラーと呼びます。
きいてカウンセラーとして活動している人は既にいますが、活動する日や時間は不定期です。そのため投稿された悩みに対してすぐに返答ができないことも多い状況となっています。
悩みを抱えている人に早く丁寧な対応ができる環境を作るためには、きいてカウンセラーの人数を増やす必要があります。よりたくさんの人にきいてカウンセラーとして活動していただけると、相談者が投稿した内容すべてを「聴く」体制が整います。より多くの相談者の不安やモヤモヤを軽減させるために、現在もきいてカウンセラーを募集しています。
きいてカウンセラーは専門の相談員としてSNSカウンセリング業務に取り組んでいただきますが、細かい制約はありません。困っている人の助けになりたいと考えている方であれば誰でもきいてカウンセラーになることができます。心理・医療系の専門家でなくとも、家事や仕事の片手間に少しだけ空き時間がある人でも大丈夫です。
投稿された内容にコメントすることが基本の作業となるためスマホかパソコンがあれば誰でも簡単に始めることができます。24時間いつでも都合の良いタイミングで利用でき、完全リモートなので家にいながら在宅できいてカウンセラーとして活動することが可能となっています。
悩みを抱えている人の力になりたい方、人と関わるのが好きな方など、興味をお持ちいただけた方であればどなたでも、このページの下部リンクからきいてカウンセラーへご応募ください。
きいてカウンセラーは無償ボランティアとしてご応募を受け付けております。きいてはカウンセリングとしての質の高さだけでなく、ただ話を聴いてくれるだけの「普通の人」もカウンセラーとして必要であると考えています。興味のある方であればどなたでもボランティアの応募が可能です。
サービス利用方法について「こうしてください」という厳密な指定はしていません。ボランティアになるための研修費などもかかりません。きいての利用は完全に無料なので、きいてサービス内で費用が発生することはありません。利用規約や簡単な注意事項をご理解いただき、問題がなければきいてカウンセラーとして活動することが可能です。
ボランティアはこのような方におすすめ
以下のような方はきいてカウンセラーのボランティアとして活動するのに向いています。
- カウンセリングの実務経験のある方
- 医療・介護・心理等の関連資格をお持ちの方
- 心理系の学問を専攻している大学生や大学院生
- 誰かの役に立ちたいと考えている方
- 人のためになることをしたい方
- カウンセラーとしてSNSカウンセリングを体験したい方
- 人と関わることが好きな方
相談員の方への負担を減らすため、きいてカウンセラーになった方は1対1のメッセージのやり取りができない仕組みとなっております。それ以外の、共感やコメントや返信などの機能は一般ユーザーと同じように利用可能です。きいてカウンセラーの方が悩みを投稿しても問題ありません。
※ただしカウンセラーとして不適切な使い方をした場合は、きいてカウンセラーの権利がなくなる可能性があります。
ボランティアのメリット
きいてカウンセラーは基本的に無償のボランティア相談員として募集をしていますが、相談員として活動していただくことにはメリットがあります。
- 人の役に立つことができて生きがいを感じられる
- 人の心を救うことで社会に貢献し、日本の未来を作ることができる
- 人を助けたり親切にすることで自分自身が幸福感を得られる
- 完全在宅で24時間いつでも作業ができる
- ボランティア活動をしたという実績が得られる
- 自分とはまったく違う環境や考え方の人と関わることで他人への理解度が深まる
- 多くの悩みに向き合うことでカウンセラーとしてのスキルや傾聴力が身につく
- カウンセラーとしてSNSカウンセリングを体験できる
きいてカウンセラーに応募する
きいてカウンセラーにご興味をお持ちいただいた方はぜひご応募ください。
募集の範囲は広くボランティアの人数制限などもしていませんので、ボランティア活動やSNSカウンセリング興味にある方などどなたでもご応募いただけます。
▼悩み相談サイト「きいて」はこちら
▼ボランティア応募はこちらのページの下部リンクから
※内容が変わる可能性がありますので、最新の情報は「きいてコラム」よりご確認ください。
悩み相談や愚痴雑談の「きいて」がオススメ!電話相談&チャット相談サービスをご紹介!
悩み相談や愚痴雑談の「きいて」です。
https://kiiteyo.net/
〜誰でも気軽に「きいて」と言える社会を目指して〜
きいては、インターネットを通して誰でも気軽に「きいて」と言える社会を作ることを目指しています。
人はそれぞれ色々な悩みを抱えています。
誰もが考えたことがあるような悩みだったり、かなり特殊で誰にも共感してもらえないような悩みだったり。
悩みの内容は十人十色なのでひとくくりにはできません。
生きていれば悩みを抱えることは当たり前。
自分ひとりで考え込んでしまうと気分が落ち込むし、いつまでもスッキリしないこともあるでしょう。
悩みを抱えたとき、誰にも話を聴いてもらえないことが一番ツラいのではないでしょうか。
悩み相談をする相手の定番といえば、家族や友人、学校の先生やカウンセラーなどが思い浮かぶことが多いです。
身近な人や専門家に相談するのはとても良いことですが、身近な人だからこそ言いづらいこともあったり、専門家に話すほどじゃないと思って相談できなかったりすることはよくありますよね。
そんなときこそ、きいてのような投稿サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
悩みがあるときだけきいてを使っても大丈夫ですが、ツイッターやLINEのようにみんなが普段から当たり前のように使ってくれるサービスになったら良いなと思っています。
現実の人間関係とは切り離しつつ、誰でも自由に悩みや楽しかったできごとなどを投稿できる。
そんなサービスを理想としています。
きいては匿名で利用できる投稿サービスです。
悩みを相談したり、グチをこぼしたり、雑談をしたり、楽しかったできごとを話したり。
どんなことでも話して大丈夫です。
きいてで悩みを相談すると絶対に解決できるかというと、そんなことはありません。むしろ悩みを解決できることの方が少ないです。
しかし、きいてはあなたに居場所を提供します。
きいてを利用するとこんな良いことがあります。
・思っていることを文字に書き起こすことで気持ちが整理される
・どこかの誰かが共感してくれる
・どこかの誰かがじっくり話を聴いてくれる
・解決策が見つかる
・話を聴いてもらうことでスッキリする
どれだけ悩んでも、何回投稿しても、いつまでいてくれても大丈夫です。
「明日もなんとかやってみるか」と、ほんのちょっとでも気が晴れて前向きな気持ちになれたら嬉しいです。
余裕があったら話をきいてあげてください。
きいては他の人の話を聴くこともできます。
みなさんひとりひとりが話し手であり、聴き手でもあります。
共感できる投稿や気になる投稿があったら積極的にリアクションしてみましょう。
きいては色々な方が利用しているので、同じ悩みを抱えている人にコメントしてみたり、読んだという挨拶がわりに共感ボタンを押しても良いでしょう。投稿したら何かしらの反応をもらえたら嬉しいので、どんどんリアクションしてみましょう。
もちろん、心に余裕があるときだけでも大丈夫です。
きいてのコンテンツ
きいての基本的な機能は投稿とメッセージのふたつです。
悩みやグチなど、誰かに聴いてほしい内容を匿名で話せるのが投稿機能です。雑談掲示板のような感覚で気軽にテキストで投稿できるので、気持ちの整理やストレス発散、暇つぶしにも使えます。投稿は誰でも閲覧できるので共感やコメントがもらえることもあります。
じっくり話したい人はメッセージ機能が便利です。みんなには話しにくいこと、同じ人と何度もやり取りをしてしっかり話したい人はメッセージ機能をご利用ください。チャット形式で個人メッセージのやり取りができます。
どちらも会員登録が必要ですが、すべての機能を無料で使うことができます。
オンラインで悩みを相談しようとしても、電話はちょっとハードルが高く感じることもありますよね。SNSで相談するにしてもリアルの友達が見ているので言いにくかったり。
時間も相手のことも気にせず、好きなときに話ができるのがきいてです。
きいてはいつでもあなたのことを待っていますので、そんなに難しく考えず、ぜひちょっと覗いてみてください。
読んでくれてありがとうございました。
これからもきいてをお楽しみください。
\ 悩みやグチの相談サービスきいて /
https://kiiteyo.net/
匿名無料のチャット悩み相談なら「きいて」
悩んだときどこに相談すればいいの?
誰かに相談してみたいけど勇気がなくて…
そんな疑問や不安に答えるため、このブログでは無料で利用できるチャット相談サービスと電話相談サービスを13個ずつ紹介します。対面によるカウンセリングや電話相談ではなく、文章やチャットで気軽に相談できるサービスを紹介します。
家にいながら気軽に利用できる「チャット相談」
メールやチャットなど、インターネットを通じで文字で話すことができるのがメール・チャット相談です。近年はLINEなどのSNSを使ってチャット形式で相談ができるSNS相談という新しいカウンセリング形態にも注目が集まっており、それらはサービスごとに内容が細かく分かれています。
悩みを多くの人に聴いてもらうか、ひとりの相手に相談するか
無料で相談できるサービスか、有料相談のみのサービスか
相談を24時間受け付けているか、短時間に集中してやり取りをするか
カウンセラーに相談するか、一般の人に相談するか
メール・チャット相談の良いところは気軽さです。
対面によるカウンセリングや電話相談をしようと思っていない人でも、スマホやパソコンがあれば家にいながら悩みを相談することができます。
いろいろなサービスがあるので、自分が使いやすいサービスを見つけて使ってみましょう。
文字で気軽に話せるのがチャット相談の特徴です。
相談員が悩みを聴いてくれるサービス
専門の相談員が悩みを聴いてくれるチャットサービスがあります。相談員は資格を持っていたり経験豊富だったりするので、どんなことを話してもしっかりと受け止めてくれます。もちろん人の話を聴くことがとても上手なので、余計なことを気にせずありのままを話すことができるのが良いところです。
相談員が話を聴いてくれるサービスの中では、以下の5つが人気です。
こころのほっとチャット
こころのほっとチャットは、無料・匿名・予約不要でチャット相談ができるサービスです。
SNS相談を専門としているカウンセラーが悩みを聴いてくれます。
LINEやツイッターやFacebook、もしくはウェブチャットからの相談を受け付けていて、1日50分まで利用できます。午前中や深夜は実施していないので注意が必要ですが、基本的に毎日相談を受け付けているためとても利用しやすいサービスです。
例えばLINE相談の場合だとこのような流れになります。
「こころのほっとチャット」という公式LINEを友達追加する
自動メッセージが届くので、最初に性別や年代についてのアンケートに答える
「相談する」ボタンを押すとSNS相談が開始
カウンセラーの人数には限りがあるので、時間帯によっては待つことがあります。急いでいるときに利用するには向かないかもしれません。
ちなみに公式LINEの友だち数は、ブログ作成時点で13万人を超えていました。それだけ多くの人に利用されているということで安心感があります。
生きづらビット
生きづらビットは、死にたい・消えたいといった気持ちをLINEで相談することができるSNS相談サービスです。
相談に乗ってくれるのは、臨床心理士をはじめとする相談援助業務経験が3年以上の方がほとんど。⽉・⽕・⽊・⾦・⽇曜は17時から22時半まで、水曜は11時から16時半までの時間に相談ができ、LINE相談なので料金はもちろん無料です。
相談する場合の流れはこのようになります。
「生きづらびっと」という公式LINEを友達追加する
事前質問フォームが表示されるので、話したいことや今の気持ちなどを入力する
公式LINEを通じて相談員からLINEが届くので、相談を開始する
相談する方が多いため相談員の人手が足りない場合もあるようです。曜日や時間帯によってしばらく待つことがあります。気持ちを抑えて、落ち着いてゆっくり待ち、返事が来なければ時間をおいて再度相談するのが良さそうです。
ちなみに公式LINEの友だち数は、ブログ作成時点で28万人を超えていました。とてもたくさんの方が利用していることが分かります。
あなたのいばしょ
あなたのいばしょは、誰でも無料・匿名で利用できるチャット相談サービスです。
24時間365日いつでも相談することができます。
LINEなどを使ったSNS相談とは違い、ウェブサイトから直接相談ができます。LINEで相談する場合は公式アカウントを友だち追加をする必要があったり本名が分かってしまったりする可能性もあるので、名前などの個人情報をほとんど完全に隠すことができるという点がウェブ相談サービスの良いところです。スマートフォンだけでなくパソコンやタブレットからでも相談ができます。
相談員は臨床心理士やカウンセラーではない人が多いため、私たちと同じような普通の人が、同じ目線で話を聴いてくれます。話を聴くプロじゃなくても大丈夫なの?と思う方もいるかもしれませんが、相談員は必ず研修を受けており、専門家からのアドバイスやマニュアルを参考にしながら話を聴いてくれるので、話し相手として充分です。さらに相談内容から緊急性が高いと判断されることがあれば、警察や児童相談所などの関係機関と連携して対応してくれるため、気軽に相談できて問題も解決できる体制が整っています。
相談する場合の流れはこのようになります。
ウェブサイトから「今すぐ相談する」ボタンを押す
チャット画面が表示されるので、まずは今の状態や悩みの種類などの質問に答える
質問に答え終わったら、そのまま悩みを相談する
チャット画面には「通常、数分で返信いたします」と書かれていますが、数分で返信が来ない場合も多いです。相談する時間によってはずいぶん待つ場合があります。慌てずゆっくり待ち、連絡が来なそうだったら日を改めて相談してみましょう。
ちなみに、あなたのいばしょは2020年にサービスを開始してから様々なウェブメディアやテレビなどで取り上げられており、現在世間の注目度がもっとも高いサービスです。
Bondプロジェクト
Bond(ボンド)プロジェクトは、10代20代の生きづらさを抱える女の子のための支援サービスです。
ボンドは「つなぐもの」という意味で、女の子と大人をつなぐために「ボンドプロジェクト」という名前がつきました。
LINEやメールを使って相談することができ、LINE相談は月・水・木・金・土曜の、14時から18時と、18時半から22時半の時間に対応してくれます。メールは24時間いつでも受け付けています。
10代・20代の女性専用の相談サービスで、相談員も女性です。
ホームページを見る限りでは、相談員は臨床心理士などの専門的な資格を持っているわけではないようです。しかし、Bondプロジェクト全体で、LINE相談だけでも1年に約2万件の対応をしており、困っている女性の声を聞きたいと考えているスタッフが対応してくれるので、じっくりと相談ができます。
ちなみに公式LINEの友だち数は、ブログ作成時点で5万人以上となっており、テレビのニュースなどにもたびたび取り上げられているため、利用している方も多いようです。
チャイルドライン
チャイルドラインは、18歳以下の方だけが利用できる無料・匿名のチャット相談サービスです。
木・金曜・第3土曜の16時から21時の時間に相談を受け付けています。
ウェブ上でメッセージを送れるためLINEなどのSNSアカウントが必要なく、SNSアカウントを持っていない子どもでも、スマートフォンやパソコンやタブレットを使って気軽に相談することができます。
相談員はボランティアの方なので、心理系の資格を持っている方が相談に乗ってくれるわけではありません。しかし、きっちりと研修をおこなった方が相談員になるのが基本体制であり、これからの未来を担う子どもたちの助けになりたいと考えている方が相談に乗ってくれるため、相談者の気持ちにしっかりと寄り添ってくれます。
ちなみに、チャイルドラインは電話相談も受け付けています。電話は基本的に毎日対応してくれるので、こちらから相談してみても良いでしょう。
相談員が話を聴いてくれるサービスの特徴
ここまで掲載したサービスは、専門の相談員がいるため基本的にはしっかり話を聴いてくれると言えます。
公式LINEの友だち数や各サービスの活動報告書などを見てみても、毎年たくさんの相談に乗っていることがわかるため、相談員としての経験もあり信頼できると考えられます。
ただしこれらのサービスにはいくつかのデメリットもあります。
まず、専門の相談員がいるサービスは、相談が開始するまでかなり待たされると思っていた方が良いです。
相談したい人が多いけれど相談員は少ないという場合、「繋がらない」という事態が考えられます。どのサービスも質の高い悩み相談を提供しようとしているからこそ人が足りないという状態になっているようです。
もし仮に突然死にたいという感情が強くなったとすると、これらのサービスに相談しようとしても誰も答えてくれないという可能性があります。つながらない場合でも諦めずに時間をおいて相談してみるか、もしくは心療内科へ行ってカウンセリングを受けたり、有料の電話相談などを検討してみてもいいかもしれません。
またごくわずかですが、サービスによっては「全然話を聴いてくれなかった」「担当してくれた相談員が苦手だ」というようなクチコミを目にすることもあります。いかに相談員といえど自分と相性の悪い方がいるかもしれませんので、そのような状態も考慮して、不満だったら他のサービスを使ってみるということを考えてみても良いかもしれません。
相談員が悩みを聴いてくれるサービスはしっかり相談できるが、時間によっては返事が来ない
自分が投稿した悩みに反応をもらいたい、相談したらすぐに誰かから返事が欲しい
そういう方は、次に掲載しているサービスがおすすめです。
SNSのように使える掲示板サービス
SNS掲示板のように、気軽に使える悩み相談サービスがあります。
このようなサービスは、利用者ひとりひとりが相談する側にも相談に乗る側にもなれるという特徴があります。スマートフォンアプリなどを通して簡単に投稿するとができ、相談内容が多くの人の目に触れるため、気になった人がコメントやリアクションを送ってくれます。
そのようなSNS系の相談サービスを紹介します。
きいて
きいては無料で気軽に悩みやグチの相談ができるサービスです。内容を入力して投稿するとすべての利用者が閲覧できるようになり、共感やコメントを受け取ることができます。
悩み・グチ・雑談・幸せ といったトピックがあって、真剣な悩みからちょっと聴いてほしいことまで気軽に投稿することができます。さらにカテゴリーに分けて検索することで自分と同じ悩みを抱えている人の投稿を探すこともできます。
さらに、ダイレクトメッセージ機能があるのも特徴です。普通の投稿をすると利用者全員が閲覧できるため、詳しい内容を書き込むのに抵抗がある方も多いでしょう。投稿とコメントだけでは詳細がわからない場合もあるため、じっくりと話したい方はこちらの機能が便利です。チャット形式でやりとりができるので、コメントしてくれた人にメッセージを送ってみたり気になる投稿をしていた人にメッセージを送ってみたりといった使い方が可能です。
きいては以下の流れで悩み相談ができます。
1. スマートフォンアプリをインストール、もしくはウェブのURLを開く
2. 会員登録をする
3. 内容を入力して相談する
4雑談などにも利用できますが、真剣な悩みを投稿している利用者も多いので、インターネットを利用した大きな悩み投稿の場所というような空気感があります。
アプリ版とウェブ版があり、ウェブ版であれば登録しなくても他の人の投稿内容を見ることもできるため、まずはウェブ版からサービスかを確認してみるのも良いでしょう。
GRAVITY(グラビティ)
Gravity(グラビティ)は、2021年もっとも頻繁に見かけた悩み相談サービスです。ツイッターなどの広告を大量に出稿しており、SNSを利用している人だったら全員見たことがあるのではないかと思うほどの力の入れ具合です。
Gravityは優しいSNSというコンセプトを掲げていて、アプリをインストールすることで無料で利用できます。内容を入力して投稿すると、Gravityを利用しているすべての人がその投稿を閲覧できる状態になります。それを見た人はコメントやいいねができるため、ツイッターのような感覚で利用できます。
他の人の投稿も見ることができ、コメントを書いたりいいねを送ったりすることができます。更新するたびに新しい投稿が出てくることもあり、利用者が多いことがひと目でわかります。
悩み相談サービスというよりは共感をテーマにしたコミュニティという感覚で、相談でも雑談でも好きなように使えます。テーマに分かれたグループチャット機能や診断やアバターなどもあるので、暇なときに起動するだけでも楽しめます。
https://twitter.com/App_GRAVITY
お悩み解決掲示板
お悩み解決掲示板は、その名の通り悩みを解決することに焦点を当てた掲示板サービスです。悩みであればどんな内容でも投稿することが可能で、利用している人が多くカテゴリーの種類も豊富です。
無料のウェブサービスなのでスマートフォンやタブレットやPCから利用でき、会員登録をしなくても悩みの投稿や回答などの基本機能が使えます。
どちらかというと雑談や話を聴いてほしいといった内容ではなく、「どうすればいいの?」「答えを教えて」といった、解決策を求めるような内容が目立ちます。
投稿ページの閲覧数や回答の数がひと目でわかるような表示になっていて、自分の投稿に対するみんなの反応がわかりやすいので自分はひとりじゃないと感じることもできます。
Yahoo!知恵袋
Yahoo!知恵袋は、みんなで作る知恵の共有サービスです。誰かが質問をして誰かが答える、いわゆるQ&Aサービスの最大手で、毎日とてつもない数の投稿がされています。知恵袋は質問を投稿するためのサービスだというイメージが強いですが、悩み相談にも活用できます。
答えを求める内容であれば基本的には投稿できますし、ただのグチを書き込む場として利用している方もいます。例えば、「こんな場合どうすればいいの?」「対処法を教えてください」といった相談であればどんどん投稿することが可能です。
知恵袋はQ&Aサービスの最大手で、このサービスを知らない人はほとんどいません。利用者の中には本物の専門家やカテゴリーマスターと呼ばれる回答のベテランもいるため、自分が抱えている悩みを解決するための的確なアドバイスを受けることができる可能性があります。
https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
みんなが話を聴いてくれるサービスの特徴
これまでに紹介した5つのサービスは、利用している人が相談する側にも、相談を受ける側にもなることができるという特徴があります。
みんなが話を聴いてくれるサービスは使っていて楽しいです。多くの人が自分の投稿を見てくれるのでコメントなどの反応をもらえる可能性が高く、サービスによってコンセプトやデザインが凝っていたりして、楽しみながら利用できます。
ただしこれらのサービスは基本的に専門家や相談員がいません。あくまでも普通の人同士のコミュニケーションが主体なので、同じ目線で話ができるというメリットがある一方、ちゃんと相談に乗ってくれないこともあるというデメリットも考えられます。
まずは話をしてみよう
ここまでで、無料で悩みを相談できるチャット系サービスを10個紹介しました。ぱっと見ただけでは違いがわからないようなサービスでも、話を聴いてくれる人やサイトの使われ方が微妙に違っているので、自分に合ったサービスを見つけて使ってみるのが良さそうです。
悩みや心配事などを放置していると不安が大きくなりストレスが溜まってしまいます。ちょっとしたことでも誰かに話を聴いてもらうとスッキリできることもあるので、まずはここに掲載したサービスを使ってみて何かあったらすぐに話すという習慣をつけ、できるだけストレスのない毎日を過ごしていきましょう。
※掲載内容はブログ執筆時点の情報です。詳しいサービス内容は各サービスのホームページからご確認ください。
電話相談サービスについて
電話を利用して悩み相談ができるサービスのことを、電話相談サービスもしくは電話カウンセリングと呼びます。昨今はインターネットを利用したSNS相談サービスが普及していますが、電話相談サービスはそれ以前から一般的になっていて、その代表的なサービスであるいのちの電話は知っている方も多いのではないでしょうか。
ほとんどの人がスマートフォンを持っている現在において、電話相談は誰もが気軽に利用できる便利なサービスです。悩みを抱えている人、誰かに話を聴いてもらいたい人であれば誰でも匿名で相談することが可能です。
電話で悩み相談ができるサービスはたくさんあり選び方もさまざまです。まずはサービスを紹介する前に、電話相談サービスのメリットとデメリットについて説明していきます。
電話相談サービスのメリット
電話相談サービスには、気軽さや匿名性において大きなメリットがあります。
身近な人には相談できない、医療機関でカウンセリングを受けるには気が重い、SNS相談ではしっかり話せない、そのような方にとって電話カウンセリングが役に立ちます。
メリット1. 家にいながら相談できる
電話相談サービスを利用する大きなメリットとして、家にいながら相談できることが挙げられます。スマートフォンや固定電話をお持ちであれば、場所を問わずいつでもどこでも気軽に悩みを相談することができます。
メリット2. 匿名で相談できる
ある程度の匿名性が約束されていることも電話相談サービスのメリットです。電話を利用するため自分の電話番号が相手に表示されますが、他の個人情報は基本的には不要です。相談内容に影響を与えるであろう年齢や性別などの情報を聞かれることはあるものの、フルネームや住所などの具体的な個人情報は不要なので、高い匿名性があるといえます。
メリット3. 専門家が話を聴いてくれる
電話相談サービスは基本的に専門家と話をすることができます。
悩み相談ができる心理系のサービスでは臨床心理士や専門のボランティアが電話に出てくれるため、しっかり丁寧に話を聴いてくれます。
心理系の悩み相談以外にもさまざまな種類があります。法的な悩みがある場合は法律相談所が実施している電話相談サービス、子育ての悩みがる場合は児童相談所や地方自治体が運営している電話相談サービスなど。ちゃんとした機関に相談すれば、その悩みに精通した専門家が相談に乗ってくれるため、すぐに対応して解決すべき悩みや具体的な悩みがある場合には、専門的な電話相談サービスを利用するのがおすすめです。
メリット4. 予約せずにスグ相談できる
電話相談サービスの多くは予約をせずにいきなり電話をかけてOKです。24時間対応してくれるサービスもあるので困ったらスグに相談できるというメリットがあります。
メリット5. 無料で相談できるサービスが多い
無料で利用できるサービスが多いのも電話相談サービスの特徴です。国や地方自治体が主体となって運営しているサービスは無料で相談できることがほとんどで、気軽に相談しやすくなっています。ただし企業が運営しているサービスは時間単位で料金が必要なものもあるので、しっかり説明を読んでから利用するのが良いでしょう。
電話相談サービスのデメリット
電話相談サービスにはデメリットもあります。
気軽に相談できる一方で、いざ電話をかけてみても誰も出てくれなかったり、サービスとしての質に課題があるケースも目立ちます。
デメリット1. 電話が苦手な人にとってはハードルが高い
電話が苦手だという人は多いです。特に10代から20代の人にとって、コミュニケーションの主体は電話ではなくチャットやSNSに変わってきています。普段から電話を使うことに慣れていないため、相談するときに電話をかけるというのはなかなが気が重い作業です。
もちろん病院に行ってカウンセリングを受けるのと比べたらだいぶ気軽に利用できるかと思いますが、気軽にできる分「どうやって話せばいいんだろう」「ちゃんと話を聴いてくれるんだろうか」という不安に思ってしまう場合もあるため、電話をすること自体が苦手な人にとって最初はハードルが高いでしょう。
デメリット2. 電話しても出てくれない場合がある
電話相談サービスでは、電話をしたけど出てくれなかったというケースが多いことが大きなデメリットとして挙げられます。
専門の相談員が話を聴いてくれる電話相談サービスですが、相談員がいなければ電話はつながりません。当然ながら相談員の人数も限られているため、相談する人が多い時間帯や曜日によっては誰も電話に出てくれない可能性があります。
ただでさえ電話をかけるのは勇気がいることなのに、電話がつながらないとなるとかなりショックを受けます。心が疲れているときにそんな状態になったらなおさら不安が強まります。
電話がつながらないデメリットについては現在の電話相談サービスの仕組み上どうしようもないので、緊急性の高い悩みがある場合は電話相談以外の方法を検討してみるのも良いかもしれません。
デメリット3. 自分の表情が伝わらない
対面のカウンセリングとは違い、相談員に自分の表情が伝わらないのも電話相談のデメリットです。臨床心理士がおこなっているカウンセリングであれば、相談者の表情や身振り手振りなどの情報も含めて話を聴いてくれます。しかし電話での相談だと自分が話した内容や話し方しか相手に伝わらないため、感情を伝えきれない部分があります。しっかり伝えるためには相談する側がうまく話すことを意識した方が良いので、そのあたりが電話相談の難しいポイントとなります。
デメリット4. 同じ人に何度も相談できない
電話相談は何度でも利用できますが、ほとんどの場合は電話するたびに担当の人が変わります。何度も同じ人に相談したくても基本的にはできません。1回に通話できる時間の上限が決まっているサービスもありますが、今日は充分に話すことができなかったからまた今度同じ人話すということは難しいです。
デメリット5. 担当者による差がある
電話を受けてくれた担当者によって対応に差があることが考えられます。過去に利用した方のクチコミを見ると「相談したら怒られた」「自分の話ばかりされた」といったことが起こっているケースもあるようで、「このサービスを使えば絶対に悩みを解決できる」といったことは言えません。
電話に出てくれた相談員や運営している組織によっても対応はさまざまなので、もし相性の悪い相談員と話すことになっても気にしないようにして、さっさと電話を切ってしまいましょう。日を改めて同じサービスに電話すれば大抵の場合は別の方が電話に出てくれますし、他のサービスを使ってもいいでしょう。
また、カウンセラーという言葉には注意が必要です。相談サービスの説明で「カウンセラーが話を聴きます」との記載を目にすることがありますが、ここで記載されているカウンセラーという言葉は「話を聴く人」という意味であり、その人がカウンセリングに関する資格を持っているとは限りません。極端にいえば、何の資格もないボランティアの方が相談員として話を聴いてくれるケースが非常に多いです。
困っている人の力になりたいと考えている方が相談員となっているのでほとんどの場合は問題ありませんが、相談員によってはプロがおこなう本来のカウンセリングでは絶対にありえない対応をする可能性もあるため、そういったリスクも頭に入れておくと良いでしょう。
電話相談サービスを利用する際は、どんな人が相談に乗ってくれるのかというところも含めてサービスを選んでみましょう。
電話相談の特徴を理解したうえで、利用するかどうか考えてみましょう。
電話相談サービス4選
電話相談のメリットとデメリットがわかったところで、具体的にどんな相談サービスがあるのかを紹介していきます。
いのちの電話
電話相談サービスの中でも圧倒的な知名度があるのが「いのちの電話」です。日本いのちの電話連盟という組織が運営しており、学校や会社でこのサービスを教えてもらった方も多いかと思います。
お住まいの都道府県によって電話番号が違います。無料で利用でき、窓口によっては24時間365日利用できるところもあります。死にたいと思い自殺を考えている方だけではなく、悩みを抱えている方は誰でも利用することができます。
2020年の統計データでは、年間で52万件以上の電話相談をおこなった実績があります。相談員の方は完全無報酬のボランティアですが、約2年かけて専門の養成講座を受けているため聞き手として信頼できると考えて良いでしょう。
いつ電話をかけても話し中、何時間もかけ続けてようやくつながったということもよくあるようです。つながらない場合は何度も根気よく電話してみるのが良いでしょう。
いのちのSOS
いのちのSOSは、死にたい・消えたい・つらいという気持ちを話すことができる電話相談サービスです。月曜日は24時間いつでも、それ以外の曜日は10時から24時の間であれば相談を受け付けており、無料で利用できます。
サイトには悩みや困りごとを一人で抱えないでというメッセージが記載されています。SNS相談サービスの「生きづらびっと」を運営している自殺対策支援センターライフリンクという組織が、いのちのSOSを運営しています。電話をかけると専門の相談員の方が話を聴いてくれます。
よりそいホットライン
よりそいホットラインはどんな困りごとや悩みも相談してOKな電話相談サービスです。専門の相談員が24時間いつでも対応してくれるので、無料で悩みを話すことができます。
電話をかけると最初に音声ガイダンスが流れるので、暮らしの困りごとやDV相談、外国語相談などから相談の種類を選んでください。その後相談員の方につながったら相談ができます。
よりそいホットラインもつながりにくいとのクチコミを見かけることがあります。もし通話しても出ない場合は時間をあけてからかけ直してみましょう。
チャイルドライン
チャイルドラインは、18歳までの方が利用できる電話相談サービスです。
日本全国どの都道府県からでも共通の番号へ電話することができ、電話は毎日16時から21時までの間に受け付けています。もちろん料金は無料です。スマートフォンからの電話だけでなく公衆電話からも無料で相談することが可能です。※公衆電話を利用する際はお金を入れてから電話してください。フリーダイヤルなので電話が終わったらお金は返ってきます。
自殺やいじめに関する悩みはもちろん、不満やグチなどのちょっとした話でも相談して大丈夫。養成講座を受講したボランティアの方が真剣に話を聴いてくれます。
チャイルドラインは年間で20万件以上も子どもの相談を受けています。2020年のデータでは着信率が27.5%となっており、簡単にいえば4回電話してやっと1回つながるくらいの確率です。つながらないことも多いようなので、相談したくなったら何度も電話をかけてみるのが良いでしょう。
こんな相談サービスには注意
ここでは無料で相談できるサービスを中心に紹介してきました。ここに記載していない電話相談サービスもたくさんあるので、自分で探してみて気に入ったものを使ってみるのも良いでしょう。
ただし、注意が必要な相談サービスもあります。
検索すると「広告」と表示されるもの
グーグルなどの検索エンジンで相談サービスを検索すると、検索結果の上下に「広告」と表示されているリンク先がたくさん表示されます。広告として表示されているサービスは注意する必要があります。
これらの多くは有料サービスであり、どこぞの企業が運営しているケースが多いです。「カウンセラー」を名乗る一般人が相談員だったり、占いサービスであったり、副業や詐欺まがいのサービスのようなものもあります。有料サービスがすべて悪いというわけではありませんが、有料だから良いサービスを受けることができるというわけでもありません。料金はいくらか、どこが運営しているのか、どんな人が話を聴いてくれるのか、といったことを確認してから利用してみましょう。
ちょっと探せばたくさん電話相談先が見つかりますし、電話相談でなくともカウンセリングやSNS相談の場はたくさんあります。困ったときはひとりで悩まず、このブログで紹介しているサービスや、それ以外のサービスでも良いのでぜひ相談してみましょう。